引越し当日 1 - 搬出
ついに来ました、引越当日。
起きたら適当に腹ごしらえして体力勝負に備えます。
ちょっと少なめ加減のほうが体は動きます(満腹だと、動きが鈍くなります)。
作業の順番
- 今朝使った布団
- 冷蔵庫の電源
- トラックに載せないものを点検
- 引越屋さんと打ち合わせ
- 運び出し
- 積み残し点検
- 退去の挨拶
①使ってた寝具を包む。
とりあえず、寝具をまとめてくるみましょう。
どうせなら、パジャマも一緒にしといたら寝る時ラク。
新居ですぐに使うので、他の季節外の布団と間違わないように、すぐに分かる目印を。 ハデな風呂敷を表面にあてとく、赤い(目立つ)ハンカチ結んどく、など色々。
②冷蔵庫の電源を抜く
冷蔵庫の電源を切って、霜取りをします。
とれるまで大分時間がかかります。
霜がとけたら、捨てる雑巾で水気を拭いておきます。
他にも、クーラー、洗濯機、テレビ、など箱詰めしない電気製品のプラグを全部抜きます。
③トラックに載せない貴重品、契約書の点検をする
- 貴重品
- 新居間取図
- 引越運送契約書
など、自分で肌身はなさず持っておくものを点検しましょう。
まとめて斜めがけバッグか、リュックに入れたら、絶対はなさない。
チェックシートの 当日所持品リスト(SAMPLE) を参考にしてみて下さい。
リュックが出来たら、後は引越屋さんが来るのを待つばかり。
その間にコンビニに差入れの食料を買いに行ってもいいし、ボォ〜っとしておいても。
私は直前まで何もしないで、前日の夜にバタバタ始めるタイプだったので、毎回、トラックが来るまで徹夜で荷詰めしてフラフラでした。
トラックに載せないもの
- 現金、通帳、宝石
- 携帯
- 不動産契約書
- はんこ
- エプロン、太マジック、3色ボールペン、腕時計
- 新居地図、間取り配置図
- チェックシート、ガムテープ・軍手・カッター&ハサミ、紙
- 雨かっぱ
- お泊りセット一式
など
④引越屋さんが来た-テキパキ打ち合わせ
相手はプロです。 こっちが女ひとりで出迎えると、たいていナメてかかってきます。
向こうのペースでチャッチャと進められて、後でどこにどの荷物を降ろしてくれたか、分らなくなったり、
「その家具、高いから気をつけて下さい!」
って言いたかったけど、雰囲気に負けて 言えず、傷つけられた、
とかになって、後で泣き寝入りにならないように、一番始めの顔合わせの時点で「シャキっ!」として見せて、相手にかましておきます。
そうしておいた方が、逆にプロ根性のある引越職人は、雇い主を認めてこっちに顔を立ててくれるし、作業も張りきってやってくれます。
引越のプロにナメられないコツ
- 私が本日の作業の船頭、指揮官や、という自覚を先ず持つ
- でも、威張って職人をアゴで使うような態度は取らない
- 自分もキビキビ動く
- 休憩の時は愛想良い人に変身する、でも下手には出ない。
運び出すもの(ベランダとか外においてる物も)、置いていく物を簡単に確認。 詰み込み終了予定時間も確認。
特別に丁寧に運んで欲しいパソコンとかは、箱の表面に「取扱い注意」の紙を張ってても、念の為に
「これとこれは天地逆にしないで下さい」
とか
「横置きしないで欲しいんです」
と声かけしときます。
⑤運び出し
前の日までに梱包が全部終わってたら、引越やさんが運び出ししてる時は別に何もすることはなさそうです。
取りあえず、荷物が空っぽになった場所をボロ布で払って簡単に掃除したり、最後のゴミ出しを するくらいです。
私の時は大体、運び出しと箱詰めが同時進行でした。
⑥積み残しがないか、家の中・外を一周して点検
部屋の中も外もスッカラカンにします。
はがし忘れたボスターとかに気が付くかも。
いらないなら放っとけば、大家さんが捨ててくれるでしょう、多分。
忘れやすいトイレ用具
私がよく忘れたのは、トイレ回りでした。
トイレ用品、ベランダ用品など忘れやすいものは紙に書いて、玄関のドアの内側にテープで張っておきます。
- トイレのタオル
- 予備のペーパー
- トイレ掃除ブラシ
- もの干し竿
- 洗濯バサミ
- 植木
- 床下収納の梅酒
2011/4/4 UP
クリーニングに出したままの服、忘れてません?
片付け下手なのに衣装持ちだったので、引越したあと「あの服、どこいった?」というのが2回ほどあります。
特に関東から関西に戻った時になくしてしまったEpisodeのノースリーブワンピースは致命的でした。
「あれ着よう。」と思って探したけどない。吊るしのまま運んだはず、洋服ダンスにない。引出しにもどこにもない。
「?! 向こうで(クリーニングに)出したまま忘れてきた?」でもクリーニングに出した覚えもないし「もしや、荷物解きのスタッフ(2名)が持って帰った?」
引っ越す前の家では着てもいない(夏が来る前に引っ越した)、でも荷出しの時に洋服リストを作ってたわけでもないから、荷物解きスタッフを疑う証拠はどこにもない、どうしたかさっぱり解らない、まだ3回しか着てないのに、、。
結局ないまま今に至る、です。
小物紛失で引越しスタッフを疑うハメにならないよう、出発前にクリーニング屋さんに行って引き取り忘れの服がないか、調べましょう。(2011/4/4追加)
毎度おなじみ大家さんのひとりごとの「賃貸ネタ雑談〜大家さんのよもやま話し」に最近追加された「よくある忘れ物編」にも、 トイレットペーパーは登場していました。
やっぱり私だけじゃなかったんだ、と少し安心。
他には、雑巾やスイッチプレートというあたりが、意外な盲点で参考になりました。
(June 09 2005 追記)
点検終了したら、引越やさんと最後の確認。
新居の現地集合予定時間を打ち合わせて別れます。
⑦大屋さん、不動産屋さん、お隣にサヨナラの挨拶
退去の日に大家さんや管理の不動産やさんが立ち合いに来てくれる所なら、室内を見てもらって きれいに出て行くことをアピール。
2010年、梅雨の晴れ間のある日、大家さんのひとりごとの武水さんにうちに遊びに来てもらいました。
流しのステンレスに黒く、鍋底のコゲ跡が残ってたりすると、退去後クリーニングしても取れなくて苦労するのだそうです。
他には、洗面台が陶器の場合、小さくてもヒビを入れてしまったりすると、取り替えで25,000円ほどを入居者に払ってもらう事になる、とのこと。
ユニットバスでも、浴槽を割ってしまう入居者もいるそうで、ユニットごと取り替えになるので、25万はかかるそう。
水回りは、普段から気をつけて掃除しておくほうがベターですね。
うちは今のところ、退去時に設備入れ替え費用を払わされることはなさそうで安心。いい退去時立ち会いの予行演習になりました。
(Dec 12 2010 追記)
隣近所の人と少し位でも挨拶してる仲だったら、もし引越し中に出会ったりしたら一応、サヨナラ〜を 言ってあげる。
イヤなやつだったら、かかわりを持たずにさっさと逃げます。
用事が済んだら、お金と手荷物を持って引越し先へ急ぐ。
個人の運送会社に頼んだ時、新居までトラックに乗せてくれました。
定員オーバーのところを、作業員の兄ちゃんが一人荷台に回って、私の分の席を開けてくれたんです。
前の晩徹夜だったから到着まで2時間弱、爆睡でした。 ありがたかった。
大手引越会社では出来ない技でした