梱包のしかたと材料入手

①梱包材料を集める

大きな運送会社に引越しを依頼すれば、ほとんどの場合、梱包材も運送会社がくれます。
その費用も、見積書に書かれているはずです。

「ダンボール20枚とガムテープ2個、」
とか。

足りない分を自分で集める場合は、

  • 大型ドラッグストアの裏口 → きれいな大きめダンボール
  • ブティック → 衣類用ダンボールと緩衝材用ナイロン袋、ハンガー
  • 八百屋/酒屋 → 丈夫な小型ダンボール(書籍を詰める)
  • 100円ショップ → ガムテープ

などで手に入ります。
日頃から店のゴミ捨て場をチェックして、「なにか使えそうな物はないか?」みておきます。

②取りあえず使わないものから箱詰め

箱詰めの基本は、

  • 重量の有る物(本・食器)は小さい箱に
  • 軽い物(衣類など)は大きな箱に

です。

箱の大きさもある程度揃ってる方が積込みし易いことはしやすいです。

箱詰めも順番を考えてしたほうが、引越し前日になってあっちこっちのダンボールを開けて物探しをするハメにならなくていいです。

ただし、ガムテープを貼るのは前日、又は当日に。
箱を開け閉めするたびにテープを貼りなおすはめになって、ムダな労力になります。

箱詰めの順番
  1. 手始めに簡単な所でから
    みかん箱に本の大きさに応じて縦置き・平積みどちらでも。 すきまには手帳や小型辞書を詰める
  2. 使わない鍋・食器
    (大皿小皿各一枚とコップにお箸フォークナイフがあれば、食事はできます。) 大きな箱に、入れ子式で詰める。 中華鍋、パスタ鍋、小鍋の順番。 箱との隙間には布巾で包んだカラトリー類、お玉、などを。
  3. 食器食器
    新聞・プチプチでくるんで、隙間には食器洗いスポンジ、布巾をいれ込みます。 高い食器はあれば、買った時の箱に入れて。 スーパーのレジ袋を詰める手も。
  4. 台所洗剤類
    買い置きの洗剤類はひと箱別に用意するのがベター。 中の液がもれてダンボールが染みたら最悪です。 キャップをしっかり締めて、用心にセロテープでフタと本体を縦にとめても。
  5. 雑貨小物
    大き目の箱にどんどん入れる。 カテゴリーごとにデパートの紙袋にほり込んでから、ひとつのダンボールにいれてもいい。
  6. CDカセット
    みかん箱にきっちりと隙間なく詰めます。 隙間があると、運搬中の振動や衝撃で傷んでもいけません。
  7. 洗面回り(ストックの洗剤など)
    台所洗剤と同じです。 引越当日に使うシャンプー・石鹸以外をきっちりフタをして詰めます。
  8. 日頃履かない
    大きな箱に入れます。1足ごとに箱があればそれに。 隙間には靴クリーム、ブラシ類を詰めます。 箱が無ければ、1足づつ詰め物をして紙で包むか、紙袋に入れて大箱に並べて行きます。
  9. 布団・寝具類
    布団・シーツはたいてい、大きな布カバーでくるんでおしまい、と簡単なのであとで充分。 季節外のものからパッキングしておいて、今使ってる枕・布団は当日の朝起きてから。
  10. 最後に衣類
    洋服はシワになるので梱包は最後に。 季節外のものから詰めます。

この順番が理想です

  1. 本との一番最後
    この後に残ったもので、最後まで残ったもの、つまり、さっきまでやり掛けてた宿題のレポートとか、毎日つけてる日記帳、携帯の充電器、ないと寝むれないぬいぐるみは、新居で一番最初に使うものです。
    この箱には「一番最後に閉める箱!」と大書きした紙を張っておいて、ガムテープでフタをした後は、「一番先に開ける箱!!!!」とこれも大書きしておきます。
    非常食にラーメン入れといてもいいかも。

結局、早々と箱詰めしていってしまうと、いつもある物が無くなってしまうので多少不便を感じると思います。

シリアルでも、引越し前の一週間は、ホテルに泊まってるつもりで必要最低限のものだけで暮らします。
外食が多くなっても、毎朝シリアルとサラダだけの暮らしになっても、むなしくありません。 やることはいっぱいあるんですから。

それに、引越の日が近づくにつれてどんどん忙しくなって、前日に全部やろう、と思ってもどうせ徹夜になって引越の日、フラフラになるだけで絶対ムリってことになりますし。
多少の不便や外食代を気にするより、疲れないで作業が進むことのほうを私は選びます。

③箱詰めしたらダメなもの

引越当日使うもの。

  • 化粧品
  • 簡単な着替え一式

です。

チェックシートの 当日所持品リスト(SAMPLE) を参考にしてみて下さい。

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