家に見積りに来てもらう&交渉する

現場見積り

電卓引越しの見積は、ほとんどのところが無料でしてくれるようです。
が、ある程度頼むところを絞ってから実際に部屋に来てもらって見積してもらうほうがいいでしょう。

値段交渉のポイント

見積りから交渉までのポイント、手順は次のとおりです。

①各社から出た見積りを比較・検討して1社〜数社に絞る

色々な会社から見積りをもらったら、それぞれ見比べて絞り込みます。

金額だけで比べてると失敗します。
後で荷物が無くなっても困ります。

妙に安い金額をつけるところはあまり信用できそうにないので止めときましょう。

保険に入るのか、梱包材は付いてるのか、などのサービス内容も一応チェック。

②家に来てもらって正式な見積りを作ってもらう

家に荷物を見に来てもらう前に、新しい部屋に持っていかないものはハッキリさせておきます。
別に張り紙までしておけ、とは言いませんが。

頭の中でもいいので持っていく物/いかない物の区別はつけておきます。

鉢植え植物そして、見積りの立ち合い中に
「この机とゲタ箱は持っていかないんで、見積りに入れないでいいです。」とでも念押ししておけばいいでしょう。

忘れやすいのが外回りです。
ベランダの物置にしまってあるような季節もの(スキー・ダイブ用品とか)や物干し台など。 鉢植え、エアコンの室外機、犬小屋もです。

倉庫会社に預けている物、季節外の洋服や本・資料などがあって、それも一緒に引越しトラックに乗せるのなら、忘れずに。

荷ほどきを要員をタダでゲットする反則技

もし、引越し費用は勤めている会社持ちだったとしたら、反則技があります。 家具・荷物が少ない人にしか使えない技ですが。

会社命令の引越しの場合、荷造りは会社経費で引越し業者さんにしてもらえるけども、新居に着いてからの荷ほどきは自己負担としているところがあります。

この、新居での荷ほどき作業も引越し屋さんにしてもらい、かつ、追加料金分を自分で払わなくていいようにするには、

「荷ほどき作業」を架空のピアノ、大型家具などの運搬代として見積りをつくってもらう
のです。

元々、家具を持たない/買わないタイプの人なら、普通の人の引越し費用よりも、ずっと安く上がることでしょう。
ならば、その差額分内で2名くらいを荷ほどき要員として手配しても、きっとそれほど怪しい金額にはならないでしょう。

荷造りも大変ですが、新居に着いてから自分で荷ほどきなんて、疲れて出来ません。
ヘルパーにしてもらえたら、楽チン、天国です。
これで「引越して来てから一度も開けた事がないダンボールがある」なんて事にならなくてすみます。

でも、荷ほどき作業中はさりげない目配りを忘れずに。

③引越当日の搬出・搬入の最終打合せをする

正式見積りが出たら、早めにOKかやめるかの返事を出しておきます。
あとは、引越し日、運搬作業員の人数、などを最終確認。

  • 引越しの日、曜日
  • トラック到着時間
  • 作業員の人数
  • 新居の搬入予定時刻

聞きやすいところだったら、お礼を包むのか入らないのかも尋ねてみてもいいかもしれません。
大手は要らない、と言うでしょうし、実際私が日通を使った時はお礼のことは聞かなかったし、お弁当も出さず、お金も包みませんでした。

お昼ご飯の差し入れ

自分の気持ちで何かしたい時は、差し入れはとても喜ばれます。

個人運送会社さんにお願いした時、とても作業の手際がよくて嬉しくなった私は、コンビニでお昼の食料、お寿司やおにぎり、お茶なんかをいっぱい買い込んでランチの時にお渡ししました。

お断りするところにも早く返事を入れておきましょう。 理由を聞かれたとしたら、適当に「いえ、微妙な違いだったんですけど」とかで、さっさと丁重にお断りしとけばいいと思います。

④梱包材を届けてもらう

梱包用ダンボール引越し見積りに、梱包用のダンボールやガムテープの値段も入ってるのなら、最後は、それを届けてもらう日を決めたら終わりです。

ダンボール以外にも、食器用のクッション材や、洋服をハンガーに吊るしたまま入れられるでっかいボックスなんかも、先に送ってもらえるか聞いてみましょう。

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